飲食店やベーカリーをはじめ、プロの厨房で欠かせない存在となっているのが業務用オーブンです。
一見、家庭用オーブンと同じように見えますが、その内部では加熱方式・温度精度・容量・機能性のすべてが異なり、調理品質・作業効率・経営コストに大きな差を生み出します。
特に近年は、スチームと熱風を組み合わせた「スチームコンベクションオーブン(スチコン)」が主流。
焼く・蒸す・煮る・低温調理まで1台でこなせる万能調理機として、多くの飲食店が導入を進めています。
本記事では、
- 業務用オーブンと家庭用オーブンの違い
- 業務用オーブン・スチコンの正しい選び方
- 人気モデル・おすすめ機種ランキング
- 厨房効率化・人件費削減につながる導入メリット
を専門家の視点でわかりやすく解説します。
「どのオーブンを選べばいいかわからない」「スチコンを導入したいけど費用が心配」という方にも役立つ内容です。
また、「スチコンをとにかく早く導入したい!!」という方は、サブスクキッチンがおすすめです。
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また、厨房設計のお困りの方に向けて、富士工業所では、スチコンなどの業務用厨房機器のご提案だけでなく、配線・給排水・作業動線まで含めた厨房レイアウトのご相談も承っています。

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業務用オーブンと家庭用オーブンの違いは?


オーブンというと「焼く」「蒸す」「温める」といった調理をイメージしますが、業務用オーブンと家庭用オーブンでは目的も性能もまったく異なります。
家庭用オーブンは、パンやお菓子、グラタンなどを手軽に作るための多用途・省スペース機器。
一方、業務用オーブンは大量調理・高温調理・安定した再現性を実現するためのプロ仕様の調理機器です。
加熱方式の違い:ヒーター式 vs スチーム×コンベクション
家庭用オーブンは、上と下に配置されたヒーターからの輻射熱を利用して加熱します。
一方、業務用オーブンは熱風を庫内に循環させる「コンベクション方式」を採用しており、さらにスチーム(蒸気)を組み合わせたスチームコンベクションオーブン(スチコン)が主流です。
この「スチーム×熱風」の組み合わせにより、食材内部まで均一に加熱でき、焼きムラを防ぎつつジューシーな仕上がりを実現します。



特に肉料理や焼き魚、ベーカリーなど、繊細な温度管理を求める現場では欠かせません。
加熱精度の違い:±20℃と±1℃
家庭用オーブンはあくまで「家庭調理向け」。温度設定が180℃であっても、実際には±20℃前後のばらつきがあります。
そのため、パンやスイーツ作りでは「焼きムラが出る」「上段と下段で仕上がりが違う」といった現象が起こりがちです。
一方、業務用オーブンは±1℃単位の温度制御が可能。
庫内全体の温度・湿度をセンサーで自動管理し、プロの現場で求められる安定した品質の再現性を支えています。
容量とパワーの違い:家庭用の約3〜5倍
家庭用オーブンの容量はおよそ20〜30L程度。
一度に焼けるのは2〜3皿が限界ですが、業務用オーブンは60〜200L以上の庫内容量を備え、レストランのフルコースやベーカリーの大量焼成にも対応できます。
さらに、業務用モデルは連続稼働を前提とした設計になっており、1日に100回以上稼働しても安定した加熱性能を保ちます。
これにより、ランチ・ディナー・仕込みを通して止まることのない厨房運営を実現できます。
使用環境と目的の違い:誰が使うかで機能が変わる
家庭用オーブンは、一般家庭での手軽さや安全性を重視しています。一方、業務用オーブンは生産性とスピードが最優先。
短時間で均一に焼けること、複数メニューを同時に調理できること、洗浄が簡単であることが求められます。
また、業務用オーブンはHACCP対応の衛生管理機能や調理ログ保存機能を備えたモデルも多く、飲食店・病院・給食施設など、プロの現場に対応できるよう設計されています。
まとめ:スチコンは「業務効率×品質」を両立する進化形
家庭用オーブンは「趣味・日常調理向け」、 業務用オーブンは「商業利用・利益創出のための投資機器」。
中でも、スチームと熱風を組み合わせた「スチームコンベクションオーブン(スチコン)」は、蒸し・焼き・煮込み・低温調理まで1台で完結する“万能調理機”。
飲食店やセントラルキッチンの「効率化」「人手不足解消」「品質安定」に欠かせない存在です。



厨房の生産性を高めるには、機器選びとレイアウト改善がセットで重要です。
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業務用オーブン・コンベクションオーブンの選び方


業務用オーブンを選ぶときは、単に「焼けるかどうか」ではありません。
飲食店やベーカリー、セントラルキッチンなど、業態・提供メニュー・調理量・厨房環境によって最適な機種は大きく異なります。
ここでは、導入前に必ず確認すべきポイントを順に解説します。
1. 提供メニューに合った加熱方式を選ぶ
業務用オーブンにはいくつかの加熱方式があります。
どのタイプを選ぶかで、調理の幅や効率が大きく変わるため、まずはメニューに合わせた方式選定が重要です。
コンベクション(熱風循環)タイプ
庫内にファンを搭載し、熱風を循環させてムラなく加熱するタイプ。焼き菓子やグリル料理、惣菜調理などに最適です。
一度に大量の食材を焼いても仕上がりが均一になり、カフェやデリ業態に多く導入されています。
スチームコンベクション(スチコン)タイプ
「焼く」「蒸す」「煮る」「炒める」「低温調理」まで1台でこなす万能型。加熱温度と湿度を自動で制御し、食材の旨味や水分を逃しません。
特に、肉料理・魚料理・野菜の蒸し焼きなど、ヘルシー調理と効率性を両立したい店舗におすすめです。
最新モデルではAI制御や自動洗浄機能も進化しており、厨房の省人化にも貢献します。
デッキオーブンタイプ
火力が強く、パンやピザのクラストをしっかり焼き上げたい場合に最適。
レンガ窯のような蓄熱構造で、表面は香ばしく、中はふっくら。ベーカリーやピッツェリアでは定番のタイプです。
2. 容量・段数・サイズを確認する
業務用オーブンは、見た目以上に庫内の容量と段数が生産効率に直結します。
庫内容量と段数のバランス
例えば同じ横幅でも、段数が多いほど一度に焼ける量が増えます。
一方で、段数が多すぎると食材の出し入れがしにくくなるため、1回あたりの提供数と回転数のバランスが大切です。
厨房スペースと導線を考慮
導入前には、厨房内での作業導線・扉の開閉方向・排気口の位置を必ず確認しましょう。
排気や蒸気が調理スタッフの動線に干渉すると作業効率が低下します。
限られたスペースでは、スリム型・縦型タイプのスチコンを選ぶのも効果的です。
3. 操作性・メンテナンス性を重視する
業務用オーブンは、日々の業務で何十回も使う機器です。
そのため、誰でも使えるシンプルな操作性とお手入れのしやすさが重要になります。
タッチパネル操作・プリセット機能
近年はタッチパネル式が主流で、メニューごとに設定を保存できるモデルが増えています。
これにより、スタッフが入れ替わっても「同じ品質で調理」できるようになります。
自動洗浄機能の有無
スチームを扱うオーブンでは、衛生管理も欠かせません。
自動洗浄機能付きモデルなら、洗浄液を入れるだけで内部を自動クリーニングでき、HACCP対応にも安心です。
消耗品・パーツ交換の容易さ
日常的に使用するトレー・パッキン・ファンなどは、交換パーツの入手性やメーカーサポート体制も重要。
信頼できるメーカーを選ぶことで、トラブル時のダウンタイムを最小限にできます。
4. 電気式かガス式かを見極める
導入時には、厨房設備のインフラも確認しましょう。
電気式とガス式では、調理特性・導入コスト・ランニングコストが異なります。
電気式オーブンの特徴
- 立ち上がりが早く、均一な加熱が得意
- ガス設備が不要で、設置が比較的容易
- 熱源の制御が細かく、省エネモデルも多い
ガス式オーブンの特徴
- 火力が強く、短時間で高温加熱が可能
- 表面を香ばしく焼き上げたいメニュー(ピザ・グリル料理)に最適
- 一方で、ガス管工事や排気設備の確認が必要
5. ランニングコスト・アフターサポートを考慮する
機器本体の価格だけで判断するのは危険です。
長期的に見れば、電気代・水道代・清掃コスト・メンテナンス費の差が運営利益を左右します。
維持費を含めた「総コスト」で比較
例えばスチコンは、1日に何十回も使用するため、1回あたりの消費電力や水使用量が経営に直結します。
また、フィルター清掃やパッキン交換など、メンテナンス頻度とコストも重要なチェックポイントです。
サポート体制・保守契約の有無
業務用オーブンは高額機器のため、信頼できる販売代理店・メーカーを選ぶことが不可欠。
富士工業所のように導入後の保守・修理対応・トレーニングサポートまで一貫して行う企業を選べば、安心して長期運用が可能です。
まとめ:厨房環境と目的に合わせて“最適な1台”を
オーブン選びは「スペック比較」ではなく、厨房全体の生産性を設計する作業です。
- 提供メニュー
- スペースと導線
- 操作性
- ランニングコスト
- メンテナンス体制
これらをトータルで見極め、信頼できるメーカー(例:Retigoや富士工業所)の提案を受けることが、結果的にコスト削減と品質向上の近道になります。



実物の機器を確認することで、導入後の運用イメージがより明確になります。
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業務用オーブン・コンベクションオーブンのおすすめランキング


ここでは、厨房機器メーカーである富士工業所が厳選した「信頼性・コスパ・調理品質」の3拍子が揃った人気モデルを紹介します。
特に注目は、チェコ発の高性能スチコン Retigo(レティゴ)です。
1. Retigo(レティゴ)
特徴:ヨーロッパを中心に高い評価を得るスチコンメーカー。自動洗浄、省エネ設計、IoT対応など先進機能を搭載。
価格:サブスクキッチンでの取り扱いは未掲載のため、導入希望者はお問い合わせいただければと思います。
2. UNOX CHEFTOP 電気式 XJVL-2021-DPRS
特徴:アダプティブクッキング機能により食材量や温度変化に応じて自動調整。クラウド連携機能により、複数店舗でのレシピ共有や遠隔操作も可能。
月額目安:¥128,453/月(税込)
UNOX CHEFTOP 電気式 XJVL-2021-DPRSを詳しく見る>>
3. Rational iCombiPro10-1/1-G(ガス式プロモデル)
特徴:プロシリーズの中規模モデル。大量調理と高度な品質管理を両立でき、飲食店からホテルまで幅広く活用可能。
月額目安:¥58,682/月(税込)
Rational iCombiPro10-1/1-G(ガス式プロモデル)を詳しく見る>>
4. Rational iCombiPro6-1/1-G(ガス式プロモデル)
特徴:プロ仕様のコンパクトモデル。高度な調理プログラムやセンサー機能を備え、仕上がり品質をさらに安定化。高付加価値メニューに最適。
月額目安:¥42,917/月(税込)
Rational iCombiPro6-1/1-G(ガス式プロモデル)を詳しく見る>>
5. UNOX BAKERTOP ガス式 PLUSモデル XJBC-06EU-GPRM
特徴:自動洗浄機能付き。パルスファン制御で焼成ムラを抑え、パンやスイーツなど繊細な調理にも最適。蒸す/焼くなどの調理に対応。
月額目安:¥74,250/月(税込)
UNOX BAKERTOP ガス式 PLUSモデル XJBC-06EU-GPRMを詳しく見る>>
6. Rational iCombiClassic20-1/1-E(電気式大型)
特徴:20段搭載の大型モデル。給食センターや大規模ホテルなど、一度に大量調理を行う施設向け。エネルギー効率にも配慮。
月額目安:¥73,582/月(税込)
Rational iCombiClassic20-1/1-E(電気式大型)を詳しく見る>>
7. Rational iCombiClassic10-2/1-E(電気式)
特徴:電気式中型モデル。自動モードを搭載し、経験が浅いスタッフでも安定した調理が可能。厨房の省エネ設計に適合。
月額目安:¥57,470/月(税込)
Rational iCombiClassic10-2/1-E(電気式)を詳しく見る>>
8. Rational iCombiClassic10-1/1-G(ガス式)
特徴:中規模店舗向けのガス式スチコン。大量調理でもムラなく仕上げられ、ホテルや給食施設にも対応。
月額目安:¥46,159/月(税込)
Rational iCombiClassic10-1/1-G(ガス式)を詳しく見る>>
9. Rational iCombiClassic6-2/1-E(電気式)
特徴:電気式6段モデル。電源確保が容易で、小~中規模のレストランや施設におすすめ。焼き物・蒸し物を効率的に仕上げられる。
月額目安:¥43,238/月(税込)
Rational iCombiClassic6-2/1-E(電気式)を詳しく見る>>
10. Rational iCombiClassic6-1/1-G(ガス式)
特徴:ガス式小型モデル。立ち上がりが早く、日々のメニューを安定して提供可能。省スペース設計で限られた厨房に適合。
月額目安:¥33,759/月(税込)
Rational iCombiClassic6-1/1-G(ガス式)を詳しく見る>>
11. Comet Kato CSI3A-E3(コメットカトウ)
特徴:小型スチコンで、自動洗浄機能「Wash maStar Simple」を標準搭載。2/3ホテルパン対応、カラー展開も可能で、カフェや小規模飲食店に最適。
月額目安:¥16,038/月(税込)
Comet Kato CSI3A-E3(コメットカトウ)を詳しく見る>>
業務用オーブンの魅力


業務用オーブンは、単なる「調理機器」ではなく、料理の品質を安定させ、厨房全体の生産性を向上させるための投資ツールです。
ここでは、飲食店や製造業の現場で選ばれる理由を4つの観点から解説します。
1. 料理のクオリティが安定する ― 「職人の勘」をテクノロジーで再現
プロの厨房で最も重要なのは、「誰が作っても同じ味を再現できること」。
スチームコンベクションオーブン(スチコン)は、加熱時間・温度・湿度を自動で制御し、シェフの経験や感覚に依存しない再現性の高い調理を可能にします。
温度・湿度の自動制御で均一な仕上がり
スチコンでは、内部センサーが食材の状態をリアルタイムで検知し、加熱を自動で微調整します。これにより、
- ローストチキンの皮はパリッと中はジューシー
- パンは焼きムラのない均一な膨らみ
- 魚料理も乾燥せずふっくら
といった一流シェフの品質を誰でも再現できる環境を実現します。
スタッフのスキル差を吸収
「経験の浅いスタッフが多い」「日替わりで人が変わる」といった現場でも、オーブンにレシピを登録しておけば、ボタン一つで同品質の料理が完成。
人材育成の手間や品質ブレを防ぎます。
2. メニューの幅が広がる ― 1台で“焼く・蒸す・煮る”を完結
業務用オーブンの最大の魅力は、1台で複数の加熱調理が可能な汎用性です。
特にスチームコンベクションオーブン(スチコン)は、以下のような調理を1台でこなします。
多彩な加熱モード
コンベクション加熱:焼き菓子やグリル料理に
スチーム加熱:茶碗蒸しや野菜蒸しなどヘルシーメニューに
コンビ加熱(スチーム+熱風):肉・魚のローストに最適
低温調理:ローストビーフやチャーシューなどの仕込みにも活用
これらを使い分けることで、限られた厨房スペースでもメニュー開発の幅が無限に広がります。
メニュー更新コストの削減
新メニューを追加しても新しい機材を導入する必要がなく、スチコン1台で対応できるため、初期投資・運用コストの両方を抑制できます。
特に多店舗展開を行う飲食企業にとっては、標準化されたレシピ管理との相性も抜群です。
3. 調理効率と人件費削減 ― “人に頼らない厨房”を実現
業務用オーブンは、同時調理と自動化による時短効果が圧倒的です。
複数のメニューを同時に仕上げられるため、調理時間を最大で30〜50%短縮できます。
同時調理で生産性を倍増
スチコンでは、魚・肉・野菜を同じ庫内で一度に調理できます。
異なる食材でも、温度と湿度を自動調整して焼きムラなく仕上げるため、ピークタイムの提供スピードが格段に向上します。
スタッフの労働負担を軽減
自動運転機能により、調理中は他の業務に専念できるため、少人数でも効率的な厨房運営が可能になります。
結果として、人件費の削減や残業時間の短縮につながります。
設定の自動化で属人化を防止
多くのスチコンにはレシピ登録機能があり、「加熱温度・湿度・時間」を自動プログラム化できます。
スタッフはメニューを選択するだけで、誰でも同じ品質の料理を作ることができます。
4. エネルギー効率・衛生管理の向上 ― 持続可能な厨房運営へ
最新の業務用オーブンは、調理品質だけでなく環境性能や衛生面でも大きく進化しています。
省エネ性能の向上
従来機と比較して、最新モデルは約20〜30%の電力削減を実現。
断熱性能の向上や熱循環制御の最適化により、排熱ロスを抑えながら高温調理を維持します。
結果として、長期的なランニングコスト削減につながります。
蒸気漏れ・排熱を最小化
厨房内の温度上昇を抑え、作業環境の快適性もアップ。
スタッフの疲労軽減や冷房費削減など、間接的なコストメリットも得られます。
衛生面の強化
自動洗浄機能・除菌スチーム機能を搭載したモデルでは、使用後の洗浄・殺菌作業を自動化。
HACCP対応施設や給食・医療系厨房でも安心して導入できます。
まとめ:業務用オーブンは「厨房の生産性を変える設備投資」
料理の品質・メニューの幅・作業効率・衛生管理――これらすべてを底上げするのが、最新の業務用オーブンです。
特にスチームコンベクションオーブン(スチコン)は、単なる“調理器具”ではなく、厨房全体の経営効率を最適化する中心機器といえます。
導入の際は、機能やコストだけでなく、店舗運営全体の改善効果を視野に入れて検討するのがポイントです。
最新オーブンの力を最大限いかすには、実物の機器やレイアウトを見ながら、自店に合う形を具体的に描くことが重要です。



どんな機器が合うのか、一度見てみるとイメージがぐっと固まりますよ!
まずは、実際の設備やレイアウトをチェックしてみましょう。
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